利用者向け操作手順

フロン簡易点検Webアプリ 利用マニュアル

Web版テンプレートExcelを読み込み、点検結果付きExcelと機器別PDFをまとめて出力するための操作手順です。

一時ファイルについて アップロードしたExcelや生成物はサーバーに永続保存されません。ZIPダウンロード後、または最終操作から2時間後に一時ファイルは削除されます。

できること

基本の流れ

最初にテンプレートを整えたら、以降は最新Excelを読み込んで点検結果を追加していく流れです。

  1. テンプレートを準備

    Excelテンプレートをダウンロードし、自社の施設・機器を入力します。

  2. Excelをアップロード

    入力したテンプレートを選び、Web画面で読み込みます。

  3. 点検情報を入力

    点検日・担当者と、異常があった場合の内容を入力します。

  4. ZIPを作成

    ExcelとPDFのZIPを生成 を押して出力します。

  5. 保存して次回へ

    ZIP内の最新Excelを保管し、次回はそのExcelを読み込みます。

運用のコツ 毎回、最新ZIPに入っているExcelを次回の入力ファイルとして使うと、点検記録を積み上げられます。

簡易点検方法の解説動画

簡易点検の考え方と確認ポイントを、作業前に動画で確認できます。

画面操作

1. Excelをアップロードする

トップ画面で テンプレートExcel(.xlsx) を選択し、読み込む を押します。

画面右上の 入力例Excelをダウンロード から、入力例入りテンプレートを取得できます。顧客ごとに新しく作る場合は、このテンプレートを元に入力してください。

テンプレートExcelは、開くと 必須更新_施設台帳 の入力欄から始まります。各入力シートの右側には入力ガイドがあり、エアコン資料をAIに読ませて代わりに入力させるためのコピー用プロンプトも入っています。

読み込めるExcelはWeb版テンプレート形式の .xlsx のみです。シート名や1行目の列名は基本的に変更しないでください。

Excelアップロード画面
Excelアップロード画面

2. 点検情報を入力する

Excelを読み込むと、施設数、機器数、有効機器数、既存点検結果数が表示されます。

施設
点検対象の施設を選びます。施設IDが空欄の場合は、Webアプリが自動採番して扱います。
点検者
点検者名を入力します。例: 木野
点検日(複数可)
2026-04-01 のように入力します。改行、カンマ、空白区切りで複数日付を入力できます。

点検日を複数入れた場合、各日付ごとに、選択施設の有効機器を全台「正常」として登録します。同じ点検日・同じ機器の点検結果が既にある場合は、重複としてスキップされます。

点検情報入力画面
点検情報入力画面

3. 異常がある場合だけ追記する

異常がある機器だけ 異常行を追加 を押して入力します。異常がなければ、この欄は空のままで問題ありません。

点検日
異常があった点検日を入力します。上の 点検日(複数可) に含めた日付と合わせます。
機器
異常があった機器を選びます。画面では主に管理番号・機器名称・設置場所で見分けます。機器IDはWebアプリ内部で使います。
異常項目
該当する異常項目にチェックします。複数選択できます。
異常状況
何が起きていたかを記録します。
対応内容
実施した対応、または今後の対応予定を記録します。
対応完了日
対応が完了している場合に入力します。

異常追記は、先にその点検日・機器の点検結果が作られている必要があります。異常がある日付も上の 点検日(複数可) に含めてから、異常行で該当機器を指定してください。

異常追記入力画面
異常追記入力画面

古い点検結果を除外する

4年以上前の点検結果を出力Excelから除外する にチェックすると、画面に表示されている基準日以前の 通常更新不要_点検回通常更新不要_点検記録 が、生成されるExcelとPDFの点検履歴から除外されます。

アップロード元のExcelファイル自体は変更されません。除外されるのは、今回ダウンロードする updated-inspection.xlsx とPDF内の履歴だけです。

ZIPを生成・ダウンロードする

入力が終わったら ExcelとPDFのZIPを生成 を押します。生成結果では、点検日数、異常追記数、PDF数、ZIPサイズが表示されます。

生成されるファイル

  • updated-inspection.xlsx 点検結果を反映したExcel
  • pdf/*.pdf 機器別の点検整備記録簿PDF

ZIPをダウンロードすると、そのセッションの一時ファイルは削除されます。続けて別のExcelを処理する場合は、再度アップロードから始めてください。

生成結果画面
生成結果画面

Excelシートの入力内容

テンプレートExcelは、次の6シート構成です。シート名と1行目の列名は変更しないでください。

入力中にセルを選ぶと、右側の入力ガイド欄への案内が表示されます。必須更新_施設台帳K:L 列、必須更新_機器台帳U:V 列にガイドがあります。

シート役割
必須更新_施設台帳施設・管理者情報を入力します。PDFの施設情報に使われます。
必須更新_機器台帳点検対象機器を入力します。管理番号・設置場所で機器を見分けます。
通常更新不要_点検回点検日単位のまとまりです。通常はWebアプリが自動追記します。
通常更新不要_点検記録機器ごとの点検結果です。通常はWebアプリが自動追記します。
通常更新不要_整備履歴修理、整備、充塡、回収、廃棄時回収などの履歴がある場合だけ入力します。
通常更新不要_設定Webアプリの初期表示やPDFタイトルを設定します。通常は変更不要です。
AIに入力させる場合

テンプレートExcel右側の AI入力用プロンプト をコピーし、テンプレートExcelとエアコン資料をAIに添付して依頼します。AIには、資料にない値を推測で埋めず、確認が必要な内容を備考へ残すよう指示しています。

必須更新_施設台帳
施設ID空欄でOKです。Webアプリが FAC-001 形式で自動採番します。
施設名称施設名です。画面の施設選択とPDFに表示されます。
管理者名称PDFの管理者名称に表示されます。
管理担当者PDFの管理担当者に表示されます。
所在地PDFの所在地に表示されます。
電話番号任意の管理用項目です。
備考任意のメモです。
作成日時 / 更新日時システム項目です。入力せず、空欄のままにしてください。
必須更新_機器台帳
機器ID空欄でOKです。Webアプリが EQ-001 形式で自動採番し、点検記録との紐づけに使います。
施設ID空欄でOKです。空欄の場合は既定施設に自動で紐づきます。
系統ID空欄でOKです。空欄の場合は機器IDと同じ値を自動入力します。冷媒系統を厳密に分けたい場合だけ編集します。
管理番号入力者が機器を見分けるための番号です。現場で使っている番号を入力します。
機器名称機器名です。画面の読み込み確認とPDFに表示されます。
メーカー / 型番PDFの機器情報に表示されます。
設置場所入力者が機器を見分けるための主な情報です。画面の読み込み確認とPDFに表示されます。
設置年月日PDFに表示されます。日付形式で入力します。
定格出力_kWPDFに表示されます。
フロン種類PDFに表示されます。例: R410A
初期充塡量_kgPDFに表示されます。
製品分類公的参考様式の「製品分類」に相当します。分かる範囲で選択します。例: ビル用パッケージエアコン, 店舗用パッケージエアコン
用途公的参考様式の「用途」に相当します。通常の業務用エアコンは 空調用、冷蔵庫・ショーケース等は 冷凍・冷蔵用 を選びます。
稼働状態稼働中 または 休止中 は有効機器として扱います。廃棄済 は点検対象から外れます。
点検対象点検対象なら TRUE、対象外なら FALSE にします。
備考 / 作成日時 / 更新日時任意です。
通常更新不要_点検回・通常更新不要_点検記録

通常更新不要_点検回

通常はWebアプリが自動で追記します。過去データを持ち込む場合は、点検日ごとに入力します。

点検回IDWebアプリは BATCH-YYYYMMDD-施設ID 形式で作ります。
点検日点検日です。
点検者点検者名です。
施設IDWebアプリが選択施設のIDを入れます。
対象範囲通常は 全台 です。

通常更新不要_点検記録

通常はWebアプリが自動で追記します。異常追記を使うと、該当する点検日・機器の行が「異常」に更新されます。

点検結果IDWebアプリは IR-YYYYMMDD-機器ID 形式で作ります。
点検回ID通常更新不要_点検回 と紐づくIDです。
機器IDWebアプリが自動採番済みの機器IDを入れます。通常は直接編集しません。
施設IDWebアプリが選択施設のIDを入れます。
点検日 / 点検者点検日と点検者名です。
簡易点検実施実施済みなら TRUE です。
結果通常は 正常、異常追記がある場合は 異常 です。
異常項目列正常時は 、該当異常がある場合は です。
異常項目チェックした異常項目名が入ります。
異常追記内容異常状況 / 対応内容 / 対応完了日 が入ります。
作成日時 / 更新日時Webアプリが追記します。
通常更新不要_整備履歴・通常更新不要_設定

通常更新不要_整備履歴

過去の整備、修理、充塡、回収、廃棄時回収の記録がある場合に入力します。PDFの 整備・修理・充塡回収・廃棄時履歴 に表示されます。

機器ID整備履歴を手入力する場合だけ、必須更新_機器台帳 の機器IDと合わせます。通常運用では更新不要です。
施設ID対象施設のIDです。通常運用では更新不要です。
履歴区分例: 整備, 修理, 充塡, 回収, 廃棄時回収
実施日作業日です。
実施業者 / 作業者作業した業者名と作業者名です。
内容 / 結果作業内容と作業結果です。
充塡量_kg / 回収量_kg該当する場合に入力します。
その他の列必要に応じて入力します。

通常更新不要_設定

既定施設ID画面を開いたときに初期選択する施設IDです。通常は変更不要です。
帳票タイトルPDFのタイトルです。例: 第一種特定製品 点検整備記録簿

よくあるエラー

Excelファイルを選択してください。
ファイル未選択です。.xlsx を選んでください。
.xlsx形式のExcelファイルを指定してください。
Excel以外、または拡張子が .xlsx ではありません。
必要なシートがありません
テンプレートのシート名が変わっている、またはシートが削除されています。
必要な列がありません
1行目の列名が変わっている、または列が削除されています。
点検日を1件以上入力してください。
点検日欄が空、または日付として読めない形式です。
異常追記行には点検日と機器を入力してください。
異常行に点検日または機器が入っていません。
点検結果が見つかりません
異常追記の日付・機器が、上の点検日一括登録の対象になっていません。
画面の有効期限が切れました。
セッションが切れています。再読み込みしてやり直してください。